空き家の固定資産税が値上がりするって本当!?
固定資産税とは、その年の1月1日時点に不動産を所有している人が払う税金です。
したがって故人の不動産を受け継いだ相続人は、相続不動産を利用していなくても固定資産税の納税義務が発生します。
また相続した空き家を放置していて状態が悪くなり、管理不全空き家もしくは特定空き家に指定されると、翌年から固定資産税が6倍になってしまいます。空き家の固定資産税が6倍になるのを防ぐには、行政指導を受け入れ空き家の管理を行うことや使用予定がない空き家を売却してしまうのが有効です。
特定空き家 | 放置すれば倒壊等著しく保安上危険となる恐れのある空き家 |
管理不全空き家 | このまま放っておくと特定空き家になりそうな物件 |
2023年12月までは固定資産税が6倍になる空き家は特定空き家のみでした。しかし、空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案が閣議決定され、2023年12月13日からは固定資産税が増額される空き家に管理不全空き家も加わります。
国土交通省の調査によると、日本にある特定空き家および管理不全空き家の数は・・・・
- 特定空き家:11,887戸
- 管理不全空き家:77,921戸
特定空き家予備軍が特定空き家の約7倍もございます。
管理不全空き家にならない様にする為には
- 相続登記の義務
- 建物や周辺の管理ポストの確認
- 郵便物の撤去
- ガラス、壁、塀などの修繕
- 草刈り
- 樹木の伐採
- 越境物の撤去
上記の事から、相続登記以外は空き家の管理を小まめに行って頂くと管理不全空き家になりにくいと言えます。そんなこと出来ないというお客様は是非お近くの市役所か空き家管理の業者にご相談下さい。豊中市・吹田市・箕面市の空き家管理でしたら是非当社をご利用ください!!!
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